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無意識という意識

「無意識」というと、なんだか不思議に思えてくるが、
人が無意識を意識できるか出来ないかで、大きく異なる。
※ここでいう無意識とは、
 フロイトが言うところの「超自我」の事ではなく、潜在意識に近い方。


例えば車の運転。
意識的には「運転」なんだけれども、
実際無意識下では、
信号、ハンドル、ブレーキ、ウィンカー、ギアなど、
様々なものをコントロールしている。


ゲームしていて、色々なキーを押す場合も同じで、
もしゲーム中に「ジャンプだからAボタンを押す」とか、
いちいち意識していたら、すぐゲームオーバーになるし、
前述の車の運転であれば、間違いなく事故を起こすでしょう。


さて、そんな無意識は仕事
をしていても出てきます。
俗に言うベテランと新人の違いというのは、
「慣れ・知識・カン」といったところが大きいウェイトを占めると思いますが、
このうち「慣れとカン」は、無意識の領域に大きく当てはまります。


大抵の新人が悩む壁として、
・なぜ、今その仕事
が出来ないのか?
・なぜ、仕事
が早く進まないのか?
大抵ここで間違えるのが「知識の量が違うから」と思ってしまうところで、
確かに知識量での違いも影響はあるのだが、
それ以上に「無意識下での思考」が、ベテランと呼ばれる人達と、
大きく違うという点に気付かないといけない。


車の運転やゲーム然りで、無意識下の行動が色々出来るようになると、
スムーズに事は運ぶようになる。



さて、では悩める新人君達や師匠に近付きたい弟子は、どうしたらよいか?


それは、ベテランや師匠の方々が「何故そうしたのか?」を考える事。
ベテランの方々は、自分の行動や何故そうするのかを、
普段は意識することなく、無意識下で作業している為、
そこから出た、「結果だけ」を見ていても、
実際、あまり勉強になりません。


つまり、
「どのように考えたら、この結果が生まれるのか?」
を考えて、自分のモノにしていかないといけません。


車の例で行くと、
例えば、
「突然人が飛び出して来たが、急ブレーキで間に合った」
という事実だけしか見ていないと、それを見ていただけの人は、
実際にそのような境遇に遭った時、ブレーキは間に合いません。


「突然人が飛び出してくるかも知れない」
「人が飛び出してきたら、直ぐブレーキを踏む」
という事が無意識下にないといけないのです。
※実際にはもっと沢山あるかもしれませんが



単純にこれだけで全てが上手くいくという訳ではありませんが、
こういった事を考えるだけでも、かなり違ってくるのでは思っています。