「転職する」ということ

自分自分が複数回している点と、年齢的なものもあってか、

最近転職関連の相談を良く受けるのだが、良い機会なので、

そういった事などを踏まえて、自分なりに転職について、

ちょっと纏めてみようかなと。


昨年の退職後「退職ということ」というズバリなタイトルで書いたり、

33歳になった時の思いとかは書いていたので、今回は、転職した側という、

ちょっと違う視点で書いてみる。

http://httq.hatenablog.jp/entry/2013/10/17/210401

http://httq.hatenablog.jp/entry/20100630/1277838072


そもそも、なぜ転職したいと思うのか?人により理由は様々であろうが、

大きく言ってしまえば、

「今のままでは、自分の未来がダメになる」という1点に集約されると思う。


色々と仕事で上手くいっていないと、
・自分が悪いのか?
・会社が悪いのか?
・いや、両方悪いのか?
なんて思考を張り巡らせてしまったりするが、
結局のところ、自分が変わらない限りは、現状からの脱却は測れない。

7つの習慣やらアドラーの心理学やらで言っていそうな言葉を借りれば、
主体性や創造性を持てば、周りの環境は自ずと変わってくる。

あと、悩んでいる時間があるなら、行動せよってのもあるが、
私自身は、少し考える時間も必要だと思っている。
ただし、ずっと考えていては意味が無いので、考える時限を決めて、
その後に、行動に移すのがベターではないかと。

考えて行動して、良ければ良いし、ダメだったら、また考えて新しい行動をする。
そんな繰り返しが出来れば、自ずと良い方向に進んで行くのではないだろうか。



普通、転職するという事は、

・自由になる

・新しい世界へチャレンジ

・現状の不満からの脱却

といった、ポジティブなイメージを持つ人が多い。


もちろん、間違ってはいないのだが、全てがプラスになるとは限らない。

逆に、

・転職が上手くいかないかもしれない

・転職できても今より酷い状態になるかもしれない

といったマイナスイメージを強く持つ人も、また多いかと思う。

これもまた間違ってはいないが、前述のとおり、
自分自身が動かなければ、今以上のものは得られないのも事実である。




転職すると思った途端に、自由になるという事よりも、

自分はあらゆるものに束縛されている事に気づく。
そして束縛は、ある意味心地よいものでもあり、

言い方を換えれば守られているともいえる。

自由を得るには責任が伴い、責任には束縛もつきまとう。

あえて今のまま流され続けるか?
それとも、自ら考え動き出すのか?